下り坂の啓示

下っていたら上ってた。
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それらしい話 6
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    「それらしい話 5」からの続き。


    つーか、オレが考えた「宇宙人が人型である理由」はこういうことだ。

    1.商業的に

    上にも書いたが、要するに「人に似てる」ってのは想像し易いんだよ。
    想像し易いからこそ恐怖を感じ、想像し易いからこそ共感を得られる。
    共感を得られるということは、観客の動員数が増える。
    映画業界は「共感し易い恐怖」が金になるってことに気付いたんだよ。

    宇宙人にしろ、霊にしろ、ゾンビにしろ、妖怪の類にしろ
    「人の姿」もしくは「人に似てる」ってのが怖いんだろ?

    そういうことだろ?
    で、人は「怖いもの見たさ」から、そういう宇宙人を欲してるんだろ?

    ナメクジやミミズのゾンビなんか怖くないし
    小鳥等の小動物の霊とかも怖くないし
    結局「怖いもの見たさ」で映画館に行く人は、怖くないもんなんか見たくない。

    そういうことだ。


    2.孤独だから

    地球上に於いて人類は孤独だろ?
    人類が持つ知能や感情を他の生物と共有出来ないだろ?

    仮に他の生物が人類の持つ感覚を理解出来るようになり
    意思の疎通が出来るようになったとしても
    人間はそれで「仲間が出来た」とは思わないんだよ。

    例えイルカと価値観を共有出来るようになっても
    人間は「イルカはイルカ」としか思わないぞ。

    何故なら?

    イルカが人類の価値観を理解出来るようになっても
    「人類の価値観が理解出来るようになったんだ。」と
    まるでイルカが遅れてきた者のように、上から目線で見るだろうから。

    人類は「知能」という点に於いて、他の生物は劣ってると思ってっからな。

    しかし、その「上から目線」は
    あくまでも地球に存在する生物に対するものであって
    なんだか高度な知能を持った宇宙人に対してはその限りではないらしい。

    宇宙人は知能が高いから「地球人より先にいる者」って思ってんだか知らんが
    「我々を理解出来る」ではなく「我々を理解してくれる」って感覚なんだよ。

    宇宙人に対してなにをへりくだってんだか知らんが
    その感覚が「孤独を埋め合わせる」んだろ?

    地球上の生物に対しては「自分達に追いついてきた者」って認識で
    宇宙人に対しては「同等の知能」もしくは「自分達より高度な知能」って認識だから
    「理解者」になり得るんだよ。

    そして理解者になり得るもう1つの大事な要素。
    それが「人型」ってことなんだろ。

    人類に似てる姿ってことで、より「理解されてる感」や
    「理解出来る感」が湧くんだよ。

    そういうことだよ。


    3.恋をしたいから

    これは「1.商業的に」も関係するんだが
    怖いだけの宇宙人がマンネリ化してきたもんで
    新たなキャラ設定が必要になったんだよ。

    それが「恋愛の対象になり得る宇宙人」だ。

    そして、恋愛の対象になるには「人型」の方が都合がいいし
    むしろ「人型」でなければ成立しないんだよ。

    たとえ高度な知能を持ってても「タコ」や「クラゲ」みたいな姿だと
    恋愛の対象になり難いだろ?

    これは「氷の女王」等、妖怪の類でもそうなんだよ。
    妖怪の類なのに、それをも打ち消すほどの恋心が芽生えるんだろ?

    それは氷の女王が「人の姿」で、更に「美しい」からだろ?
    これがモッサ〜〜い雪男みたいだったら、そういう話にならんしな。

    宇宙人もそういうことだ。

    高い知能を持ってて、更に人の姿に似ている。
    そこが恋愛の対象になり得る。

    そういうことなんだよ。


    上記3点の理由により宇宙人は「人型」になったんだよ。
    間違いねーよ。


    次回に続く。


    ヒロPOM

    - | 23:44 | author 下り坂ちゃん | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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